雑記

短編集2

未来機構研究所

未来機構研究所

俺、桑垣拓斗25歳フリーター。
4流大学を中退したあと何をやるでもなくずっとこのコンビニでダラダラ働いてる。社会のクズだ。
しかし、ある日そんな平凡で退屈な日々を送っていた俺に事件が起きた。

俺「いらっしゃせー」

?「いま!!いまは何年だ!!」

俺「はっ??何年ってなんすか??つかいきなりなに!?」

?「ああもう!いい!新聞!新聞よこせ!」

俺「はあ…新聞ならあそこに」

?「ありがとう!!!はっ?!?平成??平成ってまさか…」

俺「あのう…それお買い上げになるんですけど…グシャグシャじゃん…」

?「平成って…オイオイ悪い冗談はやめてくれよ嘘だろ。平成ってあの平成だよな…教科書でしかみたことねえぞ…」

俺「おいあんた、あんまふざけてると警察呼ぶぞ」

?「ちょっとお前こい!」

俺「ああ!?ちょっ…引っ張んなよ!なに!俺仕事中なんだけど!!」

?「バカ!仕事なんかどうでもいいんだよ。いいかよく聞け俺はお前の住んでる時代の未来から来たんだ。正確にいうと未来は過去なんだ。」

俺「はっ?なんだよ未来が過去って意味わからねえよ」

?「お前らが教科書で勉強してるのは未来のことなんだよ!わかるか?!あれは造られた記憶なんだ。時間ってのは断片的にできていてこうなんというか形を成してないんだけど形はキチンとあるんだよわかるか?」

俺「いみわかんねえよ!俺仕事に戻るからな!」

?「いいのか。知らないぞ世界を救えるのはお前だけなんだからな。狂った時間軸を認知してるのは俺とお前だけだ。お前は現代を生きていて俺は違う空間の、違う時代を生きている。その二人が協力しなきゃ時間軸は元に戻らないしこのままじゃ歴史がおかしくなる。」

俺「るっせえ!俺は仕事中だっていってんだろ。」

?「もういい。終わりだ世界の終わりだ。あと10分もすればこの世界の均衡は崩れるみんなパーだ。死んだ者は生き返り生まれてくる予定のないものが誕生する。世界の終わりだ。全部お前のせいだからな。」

俺「くだらねえ。ي، ما في مشكلة」

?「ほらな狂い始めてきたぞ。」

俺「何言っ다람쥐 쳇바퀴 돌듯」

?「あはは世界の終わりだ。」

春夏秋冬

春夏秋冬

俺「好きな季節か〜やっぱり…」

春「やっぱり私ですよね!春と言えば桜🌸出会いと別れの季節!お団子とお茶が美味しい美味しい季節です!夜桜も最高ですよ!」

俺「あー春かー春が一番いいかなー。」

夏「ちょっとお待ちを!やっぱり夏!夏が一番いいですよ!女の子は薄着だし海にはボインボインのギャル!夏祭りにに浴衣!幼馴染の彼女とはぐれて…」

俺「夏もいいなー。やっぱり青春を思い出すのは夏だもんなー。」

秋「ちょちょちょ…ちょっと!なに言ってるですか!秋が一番いいに決まってるじゃないですか!紅葉は綺麗だし気温は丁度良いし私が一番に決まってますよね??」

俺「秋かなー。過ごしやすいのはいいよね〜秋最高だわ。京都いきたくなってきた。」

冬「あのぅ…私勝ち目なさそうなんですけど。冬は冬でいいですよ??寒いし。」

春「あんた馬鹿じゃない!寒いののどこがいいのよ!」

夏「そうよそうよ!夏なんて暑いんだから!」

秋「春は花粉が凄いし夏は暑いし最悪じゃない!私が!私が一番良いにきまってる!」

俺「うーん。」

一同「どれがいいか!はっきり決めてください!!」

俺「春服の宇垣美里も可愛いし、夏服の宇垣美里も可愛い、秋服の宇垣美里はもちろん可愛いし、冬服の宇垣美里は死ぬほど可愛い。宇垣美里にする。」

世界で一番宇垣美里が可愛い。

腐葉土

腐葉土

葉「秋は終わった。土に帰ろう。」

土「お帰り。」

葉「ただいま。」

土「これから君は…まず…」

葉「それ何千回も聞いたよ。僕は君の一部になる。そしてまたあそこに戻って葉になるんだろ?」

土「うむ。これからよろしくね。」

葉「あと何回これを繰り返せばいいんだろうな〜。」

無機質な彼女

無機質な彼女。

俺「僕は自分がどうしたいかわからないんだ。」

女「そう。」

俺「どうしてこの世に生まれてきたのか。この先どうしていきたいのか。何の為に生まれてきたのか。全部わからないんだ。」

女「そう。それが貴方の良いところ。」

男「人間は強欲だ。地位も名声も財産も全て…全て欲しがる。どうせ最後は灰になってきえてしまうのに。」

女「貴方は物事を深く捉えすぎなのよ。もっと頭の中空っぽにして考えてみれば答えはでるんじゃないかしら。それに、もしかしたら貴方の求める答えなんて初めから存在してないかもしれないわ。」

男「僕は物事を深く考えすぎてる。」

女「貴方は物事を深く考えすぎてる。」

男「ところで君は一体誰なんだい?」

女「私は…私は…

風邪の日に現れる女n

風邪の日に現れる女

男「君はどうしていつも僕が風邪の時にだけ現れるんだい。」

女「私は風邪の妖精なんです。貴方を苦しめてごめんなさい。」

男「僕は君に会うためにワザと毎日水風呂に入った。お陰で身体強くなりすぎて中々風邪を引けなくなってしまったよ。」

女「どうしてそんなことをするのですか?私はみんなから嫌われてる風邪、私は嫌われものなんです。」

男「そう言われても君が好きだから会いたくてしょうがないんだ。けど君と会うとき僕はいつも体調が優れない、立つことさえできない。」

女「早く薬を飲んでください。そして早く良くなって。」

男「薬なんて飲んでたまるか。やっと君と会えたんだこのまま1週間は寝込んでやるからな。」

女「貴方きっと馬鹿なのよ。だからすぐに治るわ。安心なさい。」

男はそのまま意識を失った。

そして翌日。

男「あでで…あれ…体調がよくなってる。彼女は…ああまたか…どうしてこう俺は1日しか風邪を引けないんだ…彼女をずっと見てたいのに。恋の病はどうして日に日に悪化していくばかりだ。」

男はその日も水風呂に浸かった。